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Lifeと読みものに関するihokのブックマーク (2)

  • オレ 父親だから

    オレ 父親だから 一人暮らししてた 父親になる前 バイク乗って 肩で風切って 仲間と一晩中飲み明かした 今はすり切れた履いて よれよれのスーツ着て さばききれない量の業務抱える オレ 父親だから オレ 父親だから どれだけ夜遅くなっても仕事を片付ける オレ 父親だから 娘が口聞いてくれなくも構わない オレ 父親だから 下げて済むならアタマいくらでも下げる オレ 父親だから クビになるわけにはいかない 帰ってくるの 毎日 夜遅くて 家のこと何にもできなくて 全部 お前にまかせて 申し訳ないと思ってる おまえおとうさんだろ って言われて こんな男と結婚するんじゃなかったって って言われて 黙るしかないよ ただ オレは もう もらったよ 必要なだけの幸せ 可愛い娘を産んでくれた お前と出会わなかったら オレはどうなってたか ごめんな お前のこと幸せにするって 一生かけて絶対に幸せにするって誓っ

    オレ 父親だから
  • ひよこ

    ひよこを飼っていた事がある。 脂ぎっているような白熱灯の元で、うじゃうじゃとまるで「蜘蛛の糸」を待つカンダタのような感じで、糸が垂れてくるのを待っている、縁日で売られていたひよこである。 なぜ、俺がひよこを欲しがったのかわからないし、付けた名前も忘れたが、とにかくひよこを飼った記憶がある。 ところで「ひよこ」と普段キーボードで打つことが余り無いので気付かなかったのだが「ひよこ」とタイプすると、なぜだかわからないが心がとても落ち着き、非常にピースフルな気分になる。皆さんもぜひ試してみて欲しい。 縁日の夜、我が家にて飼われる事になったひよこは、段ボールを改造したひよこハウスに入れられる事となった。 ひよこハウスの中は、柔らかいタオルケットのようなものが敷かれ、湯たんぽが安置されるという豪華暖房付きで、ひよこも心なしか居心地が良さそうだったのを覚えている。 こうして小さなワンルームの住人となった

    ひよこ
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