ゲームプレイは、その価値を世間に認められた プロゲーマー育成専門学校ができると聞いた。その是非や有効性はともかく、青春時代、それこそ週に7日はゲーセンに通うゲーセン小僧だった私は、かつては日陰者だった「ゲーマー」という人種も、学校ができるほど多くの若者が憧れる日向の存在になったのかと、感慨にふけってしまった。 いま、日本でもっとも有名なプロゲーマーは、対戦格闘ゲームのウメハラ選手だろう。彼やその周辺のゲーマーと同世代で、同時期にゲーセンに通い、同じ空気を吸っていた私のような人間にとって、ゲーメストなどの雑誌や、ゲーセン仲間から回ってきたプレイビデオ*1の中でその名を知る存在であった彼らは「ゲーセンヒーロー」であり、心の底からの尊敬や憧れの対象だったが、しかしそれはあくまで「ゲーセン」という極めて限られた世界の中だけの話であり、世間の人間にその価値が認められるようになるとは、まったく想像もし
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