東京で働く現代人のストレスのうち「満員電車」は、相当な比率を占めているはずだ。しかし単純に考えれば、折り返し運転や回送電車に乗車できる始発(起点)駅が自分の最寄駅なら、どんなに乗車率の高い路線でも必ず座れて、自分のスペースを確保できるに違いない。 ⇒【写真】今回調査した「首都圏始発駅」 本記事では、定期代と家賃の兼ね合い、都心までの乗車時間といった観点から各始発駅の住み心地を比較調査してみた。 ◆飯能:若者が多い。ネックは都心までの通勤時間 乗車時間(池袋まで)40分 平均家賃 3万9000円(ワンルーム) 定期代(池袋まで)1万7260円/月 終電(池袋から)00:08 西武池袋線の始発駅である飯能駅。駅ビルにはショッピングモール「西武飯能ぺぺ(飯能PePe)」が入っている。元町・中華街行きまで直通で運行されるダイヤも日に15本ほどある。 有楽町線・副都心線の直通運転など