死産を行政に相談したら逮捕…「夫婦の未来」を奪った県警の責任は香川県警は「抗議文の内容を確認した上で適切に対応したい」とコメントしたが… 自宅の冷蔵庫に乳児の遺体を遺棄したとして、香川県警は9月24日、丸亀市に住むAさん(25)とその妻、Bさん(22)を死体遺棄容疑で逮捕した。県警は2人の名を実名で発表し、各報道機関もこれに倣い、実名で報道した。 当時の丸亀署によると、2人は同月22日ごろ、遺体を袋に入れた状態で自宅の冷蔵庫に遺棄した疑いがあるとされていた。24日に県の児童相談所から「流産した乳児を自宅の冷蔵庫に入れている家庭がある」と警察に通報があり発覚、その日に逮捕に至る。 困って相談したら、逮捕されてしまった… その後、夫妻は勾留満期であった10月5日、不起訴処分となり、釈放された。これを受け、妻Bさんの元弁護人、佐藤倫子弁護士は丸亀署や香川県警、そして各報道機関にあてた文書を発表。