印刷 関連トピックス北朝鮮金正日 金正日総書記死去のニュースを受け、外国為替市場では、韓国の通貨ウォンが急速に売られている。 ニュースが流れる正午前までは1ドル=1164ウォン前後の値動きだったが、わずか数分で1ドル=1177ウォン台まで1%程度下落。その後も、ウォン売りが優勢になっている。「金総書記の死去で朝鮮半島情勢が不透明になったことから、投資家がウォン売りを進めている」(大手銀行)という。 ドルは、ウォン以外の通貨に対しても買われており、「有事のドル買い」が進んでいる。対円でも、正午過ぎに一時、11月29日以来3週間ぶりの円安ドル高水準となる78円18銭まで買われた。ニュースの直前は1ドル=77円90銭前後だった。対ユーロでも、ドルは値上がりしている。