マンガ家・諸星大二郎の魅力を徹底解剖するムック「文藝別冊 諸星大二郎 異界と俗世の狭間から――」が、本日11月17日に河出書房新社より発売。この本に細野晴臣へのロングインタビューが掲載されている。 同書では、SF、伝奇ホラー、歴史ロマン、冒険活劇、ナンセンスギャグと、幅広いジャンルを描いてきた諸星を総力特集。2万字にわたるロングインタビューに始まり、グリム童話を諸星流にアレンジしたブラックメルヘン「Gの日記」や、海童をめぐる古代海人族の物語「海神記」のアイデアノートを公開している。また諸星の仕事場兼住居も写真付きで細かく紹介された。 諸星の熱烈なファンで本屋に行くたび作品を探しているという細野晴臣は、今回のインタビューで諸星作品との出会いや、諸星マンガに惹かれる理由、諸星の「マッドメン」をモチーフに作られたYMOの楽曲「THE MADMEN」についてなどさまざまなエピソードを告白。40年に