寒山・拾得→ 寒山と拾得という2人の寺男(寺の雑務を任された人)は、寒山が詩を書くための筆を持ち、拾得が掃除のために箒(ほうき)を持ち、日夜雑務をこなしていますが、その禅的悟りの境地は、非常に高かったとされます。森鴎外の作品にその名もずばり「寒山拾得」というものがあり、彼らを真理の比喩とし、常識人には捉えきれない存在として描いています。 http://d.hatena.ne.jp/iirei/20160817#1471422631 :川合玉堂:私にとっては忘れられない名を持つ日本画家(今日の一枚の絵を描いた人) 彼らの風貌、なんとなく俳優の「佐藤蛾次郎」さんに似ている気がします。似ていない?これは失礼しました。 寒山にはおびただしい詩作品があり、総称して「寒山詩」と呼ばれます。そこで図書館の蔵書を検索してみましたが、寒山詩についての本は2冊ほどありましたが、いずれも禁帯出で、搦め手から読ん
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