NTTドコモが新しいコミュニケーションの形として提案するのが、遠隔の物の触感を伝える「触力覚メディア」だ。 ドコモブースでは、マスタ装置(操作側)とスレーブ装置(遠隔側)の2つを使ったデモを実施。マスタ装置の可動部分を動かすと、「位置」「速度」「加速度」といった情報と連動してスレーブ装置の可動部分も動き、スレーブ装置に当たった物の感覚がマスタ装置に伝わる。装置を動かす「力」の感覚と、装置が触れた「触」の感覚を相互に伝達する仕組みだ。記者もゴムボールとビンを使ったデモを体験したが、実際に触ったかのように、ゴムボールの柔らかさやビルの硬さが感じられた。 ボール(写真=左)とビン(写真=右)で実験。手前がマスタ装置(操作側)、奥がスレイブ装置(遠隔側)。マスタ装置を動かすとスレーブ装置も連動して動き、スレーブ装置が触れたボールやビンの触感がマスタ装置に伝わる。デモではマスタ装置とスレーブ装置をケ
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