女優キム・ジャオクさんが肺がんで亡くなった。享年63歳。どの瞬間も美しく、プリンセスのように生きてきた彼女が、この世を去った。 キム・ジャオクさんは1970年、MBC第2期公採タレントとしてデビューし、役者として活動を始めた。ドラマ、映画、演劇、歌手など幅広い分野で活躍した女優だった。 ドラマ「誘惑」(1987)、「人間の土地」(1994~1995)、「欲望の海」(1997)、「屋根部屋のネコ」(2003)、「がんばれ!クムスン」(2005)、「私の名前はキム・サムスン」(2005)、「コーヒープリンス1号店」(2007)、などをはじめ、映画「同い年の家庭教師」(2003)、「ジェニ、ジュノ」(2005)などに出演し、様々な作品で優しい母の役を演じ、“国民の母”として視聴者に愛されてきた。 さらにキム・ジャオクさんは1996年「姫は寂しい」というアルバムをリリースし、韓国でブームを巻き起こ