VIX指数が落ち着き 本日の日経平均は500円を超える急上昇、1万5,000円台を回復しました。 株価が下落局面入りしたキッカケはいろいろ言われていますが、 ・量的緩和終了への不安 ・エボラ出血熱の米国での発症例 ・世界的に経済指標が低迷 などが主なところ。どれも(以前から分かっていたような面が強く)決定的なものではなくて、株価の水準の高さも含めた複合要因での下落って印象が強いです。 なんだかよく分からない下落で、市場は一層警戒感を強めてさらなる下落を招くっていう悪循環。最も象徴的なのは、VIX指数の上昇です。VIX指数とは米国の代表的な株式指標のボラティリティ(価格変動性)を指数化したもので、投資家の今後の株価予想が大きく動くときに上昇する性質があります。 特に下落時において上昇しやすいため、恐怖指数などとも呼ばれています。 以下にチャートを作りました。 NYダウとVIX指数 VIX指数