ジャストシステムが「ATOK 2017」を発表したこの記事の写真をすべて見る 日本発の日本語入力システム「ATOK」がさらなる進化を遂げる――「ATOK」を開発・販売するジャストシステムが12月1日、新製品発表会を開き、「ATOK 2017」やワープロソフト「一太郎2017」などの新製品群を来年2月3日に発売することを発表した。 「ATOK 2017」では機械学習機能に初めて「ATOKディープコアエンジン」と呼ばれるAI技術を採用した。これにより前作の「ATOK 2016」に比べ誤変換率が30%改善したとしている。「ディープラーニング」と呼ばれるAI学習機能を取り入れることで、同音異義語ごとの出現確率や、前の単語との距離を考慮した組み合わせの確率を総合的に計算することが可能となり、より自然な文節区切りでの変換を実現した。 例えば、これまで「さいしんもでるもでる(最新モデルも出る)」と一度に