5GHz帯は、W52(36-48ch)、W53(52-64ch)、W56(100-140ch) の3つの帯域があります。 W53/W56は気象レーダー波回避義務が課せられており、最初の1分間は通信ができません(レーダー波探知動作を行う)。また、通信中に気象レーダー波を検知すると直ちにチャネルをゆずり、別のチャネルに切り替える動作を行います。電波状況や製品の性能により、この切り替えがスムースに行かないと、通信が切れることになります。 一方W52/W53は法令で屋外使用が禁止されているため、ルータ製品によっては意図的に電波出力を弱く絞っています。WR9500Nの例では、W52/W53の出力はW56の半分の5mW/MHzとなっています(電界強度は7割位に落ちる)。 電波の性質自体、5GHzは2.4GHzの4倍の勢いで衰え、物を貫通しづらく、回折性が悪い(電波の死角ができやすい)と言う特徴を持って