1951年 東京生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。自我論・倫理学などを専門分野とする。1990年 信州大学人文学部助教授、1995年 信州大学人文学部教授、1998年 千葉大学文学部教授、2002年 千葉大学大学院社会文化科学研究科教授、2007年 日本大学文理学部教授現在、日本大学教授。著書に『のための哲学』(講談社現代新書)、『これがニーチェだ』(講談社現代新書)、『に対する態度』(勁草書房)、『倫理とは何か』(産業図書)、『私・今・そして神』(講談社現代新書)などがある。 学術書は紙の本でなくなる可能性がある。 子どものころに抱いた「私はなぜ私なのか?」という問い。その素朴な疑問を突き詰め、「独在性」という哲学にたどり着いた、日本大学文理学部教授の永井均さん。常に多くの本と接する研究者にとっての「読む本」と「書く本」についてお話をうかがいました。 ゆっくり読ん