日本に住んでいる人の大半は、生まれも育ちも日本で日本語を母国語にし、自分自身を「日本人」だと思っている日本人です。だからこそ「日本人」という強い自意識があり、「日本人とそれ以外」で線引きをしてしまいがちです。 その帰属意識は日本になにをもたらし、どこへ向かうべきなのか。わたしなりにちょっと考えてみました。 帰属意識が強い日本人が持つ日本目線 日本にいたとき、「みんな黒髪であること」や「みんな日本語を母国語としていること」に、まったく違和感を持っていませんでした。 日本に対する帰属意識が強かったんです。 ちなみに帰属意識というのは、「集団の一員だ」という意識です。「〇〇社の人間です」「同じ高校出身のよしみ」といった感じで、日本人は帰属意識が強いですね。 「日本」への帰属意識が強いからこそ、日本は多様性を受け入れづらい土壌になってるんだと思います。 「日本人」という帰属意識が強い理由 最近日本