■人から聞いた話だが、ある心理学の研究者が都内の一般大学と美術大学で授業を持っていたとき、あるアンケートをしたという。質問は、「あなたは子どものころ、頭を強く打った経験はありませんか?」というものだ。結果がすごい。圧倒的に美術大学の学生のほうが、子どものころ頭を強く打っていた。打ってるんだよ、美大生は、頭を。考えてみれば、私もそうだった。子どものころ、いとこに肩車をしてもらっているとき、そのまま、うしろに倒れて後頭部を強く打ったのだ。それで美術大学に入ってしまった。
改修工事のために休館していた「群馬県立近代美術館」(高崎市綿貫町、TEL 027-346-5560)が4月26日、改修工事を終え約2年ぶりに開館した。 群馬近代美術館は1974年に完成し、2006年12月の改修工事開始までの32年にわたり多くの美術展を開催してきた。同館を設計したのはポストモダンを代表する建築家、磯崎新さん(1931年~)で、磯崎さんが設計した美術館の中でも初期を代表する建築物として知られている。 「30年以上経って老朽化していたため、耐震補強工事、アスベスト除去、屋上などの防水工事、電気や空調の整備を行うとともに、展示スペース、エントランスホール、講堂をリニューアルした」(同館担当者)。設計監理は「磯崎新アトリエ」(東京都港区)。 リニューアルを記念して開催する「磯崎新 七つの美術空間」展では、磯崎新さんが1960年以降に手がけた7つの美術館のオリジナル図面、ドローイング
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く