木材パルプを原料にした「紙の太陽電池」を、大阪大学産業科学研究所の能木(のぎ)雅也准教授(材料学)らのグループが開発したと明らかにした。太陽電池は小型、薄型化の研究が進むが、今回は材質上、環境に優しいことが特徴。製造コストも従来の10万分の1に抑えられるという。厚さ1ミリ以下で折りたたむことができ、災害時に被災地で使うなどの用途が考えられる。 太陽電池は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する部分(素子)と電気を運ぶ配線、これらを包み込む基板で構成される。基板は、素子に太陽光が届くように、透明なガラスやプラスチックを使うことが多い。 今回、グループは、木材パルプの繊維を厚さ15ナノメートル(ナノは10億分の1)と超極細にし透明にすることに成功。これを基板に使った。素子には一般的に使われるシリコンなどではなく薄い膜状になる有機物を、配線には細い銀のワイヤを用いた。 その結果、電気の変換
2月6日、東京電力は、年間200万トンのシェールガスによるLNGを確保したと発表した。写真は昨年5月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 6日 ロイター] 東京電力<9501.T>は6日、年間200万トンのシェールガスによるLNG(液化天然ガス)を確保したと発表した。三井物産<8031.T>など大手商社2社から米国産シェールガスを年間80万トン購入するほか、残りを複数の供給者から調達する。 日本の調達価格に比べ大幅に安い米国での市場価格に連動することから、現状の価格レベルに比べ3割程度安となり、年間500億円程度の節約効果が見込めるという。 三井物産<8031.T>からの調達は基本合意し、三菱商事<8058.T>とは基本合意に向けて最終協議中だ。「軽質LNG」という、従来に比べ単位容積当たりの熱量が低いLNGを両商社から各年間40万トンを調達。調達期間
自分の仕事の生産性を向上させたい? そうは言っても、人々の時間とタスクの管理を手助けすることを狙った技術やツールが爆発的に増えた結果、実際にはかえって時間とタスクの管理が一層困難になっているかもしれない。 生産性向上のための技術利用に関するウェブサイト「ライフハッカー」の編集長で、ロサンゼルス在住のウィトソン・ゴードン氏は、生産性向上のための新しいツールが「過去2、3年間で爆発的に増え、今では多過ぎてわけが分からない状態になっている」と話す。 多くの人々は自分の考え方や作業の仕方にぴったり合わないツールを使っていたり、次から次へと乗り換えたりして、時間とエネルギーを無駄にしている。生産性の専門家でカリフォルニア州オーハイ在住のデービッド・アレン氏は、人々は自分に合ったアプリケーションやシステムを選ばず、「最新のもの、話題を集めているものに引き寄せられている」状態にあると指摘する。同氏の
2004年にスタートし多数の芸人をブレイクさせ、現在のバラエティ番組を代表する存在となった『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)。司会を務めるダウンタウン・松本人志にとっても、もはや“ライフワーク”といっても過言ではない同番組について、松本本人がその舞台裏、誕生秘話、さらに共に番組を創ってきた後輩芸人たちへの想いを明かしてくれた。 “後輩芸人”千原ジュニアが語る、松本人志との出会い 04年に深夜の単発番組としてスタートした『人志松本のすべらない話』。芸人たちの“絶対にすべらない”鉄板ネタを芸人のみの空間で披露し合うという、当時としては実験的要素の強い番組だった。そもそもの番組誕生のきっかけは、行きつけの飲み屋での芸人同士による雑談からだった。「当時、割と行きつけにしてた店があって。今はもうないんやけど、中目黒の高架下の、きったないゴキブリだらけの店で(笑)。その頃なぜか、そこにみん
iPhoneの登場以来、初めて他のスマートフォンが四半期販売台数で米Appleのこの象徴的なデバイスを上回った。上回ったのがどのスマートフォンなのかを推測するのはそう難しくない。2012年7〜9月期に1800万台も売れた韓国Samsungの「Galaxy S III」だ。一方、同期間にAppleが出荷した「iPhone 4S」は1620万台だった。 この時期は「iPhone 5」の登場が予測されていながら、まだ発売されていなかった。そのため、iPhone 4Sの販売は振るわなかった。また、Samsungが「Galaxy Note II」など幾つかの対抗モデルを投入したこともあって、Appleの主力モデルはシェアを奪われた。しかし、そうした事情があったとしても、熱狂的なiPhoneの時代が終わりを迎えつつある、という見方を否定はできない。 ※5年前にiPhoneの失敗を予想した4人 →
若手社員のうちに学びたい、「上司力」入門: 皆さんは「課長」に対してどのようなイメージを持っているだろうか? 一昔前は「課長」と言えば、憧れの存在だった。部下に対して仕事を指示して、問題が発生した時にだけ、自らが対応する。普段は、悠々と席にいて、書類に目を通したり、堂々と新聞を読んだりしている課長もいたものだ。 【グラフ:職場の状況の変化、ほか】 今、「課長」と聞いてそのような姿をイメージする人はほとんどいないだろう。予算達成のプレッシャー、残業をさせない労務管理、厳しくなるコンプライアンス。さらには、部門の方向性を描くことを求められ、当然ながら、部下の育成も期待される。それだけではない。自らがプレイヤーとしても客先に足を運んでいるのが現状だ。悠々と席にいて指示を出すだけの姿はイメージできない。 産業能率大学の「上場企業の課長を取り巻く状況に関する調査」によると、課長の99%がプレ
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