ことし春のセンバツ高校野球に出場した石川の星稜高校の林和成監督がサインを盗まれたとして試合後に対戦チームに抗議するなどした言動について、学校側はフェアプレーの精神に反したなどとして林監督を懲戒処分にするとともに春の北信越大会が終わるまで部活動の指導禁止を言い渡しました。 星稜高校の林監督は、先月行われたセンバツ高校野球の2回戦で千葉の習志野高校と対戦した際、ランナーにキャッチャーのサインを盗まれたとして、習志野の控え室を訪れ、直接抗議しました。 学校側は林監督の言動について調査委員会を設置して調べたところ、相手チームの控え室に2度にわたって出向き抗議したことや、単独で取材に応じることを禁止した学校の指示に従わず週刊誌の取材に応じるなど一連の言動がフェアプレーの精神に反し、高校野球ファンの期待と信頼を傷つけたなどと結論づけました。 その結果、学校側は今月12日、部活動の責任者となっている林監