山形市七日町の菓子製造業「佐藤だんご屋」の団子などによる集団食中毒で、山形県食品安全衛生課は11日、発症者数が計146人に増えたと発表した。 このうち、10歳未満は37人。同日正午現在、計42人が入院しているが、重篤な患者はいないという。 また、新たに患者5人の便から腸管出血性大腸菌O(オー)157が検出され、菌が検出された患者は計10人となった。 発症したのは、2〜5日に製造された「しょうゆ」「ごま」など4種類の団子と、2種類のかしわ餅を購入した人。同店では、この期間に、団子530本、かしわ餅1130個を販売している。同課では、感染症予防のために、トイレの後、調理・食事前、動物に触れた後には、必ず手洗いをするなどの対策を呼びかけている。