著作者: aussiegall 仕事上のつきあいで他社の新任の某課長と呑む機会があった。「あまり呑みに行って楽しい場を作れる人じゃないんですよ」と親しくしているそこの担当者の人から事前に聞いてたんだけど、その意味がわかった。仕事の話ばかりに偏ってしまうというつまらなさはいいとしても、いちいち言葉の端々に違和感を感じて会話を楽しめなかったのだ。 どんなテーマに話が流れても、某課長は常に「どう変わりたいか」「どう変えたいか」という展開に揺り戻そうとし、持論を展開するだけじゃなく、人に問いかけまくる人だった。仕事をどう変えたいか、組織をどう変えたいか、自分をどう変えたいかはまぁいい。ボクがどうしても受け入れられなかったのは、人間をどう変えたいか?という問いだった。 唐突に「自分のチームの人間をどう変えたいですか?」と問われて思わず「え?」と問い返してしまった。人間を変える?何を言ってるんだ、この