リサイクルショップに陳列していた女性フィギュア(人形)を盗んだとして、茨城県警鹿嶋署は17日、千葉県警木更津署刑事1課長の楠見和彦容疑者(42)=同県木更津市潮見4丁目=が窃盗の疑いで店の警備員に常人逮捕された、と発表した。楠見容疑者は鹿嶋署の調べに「魔が差してしまった」と容疑を認めているという。 鹿嶋署によると、楠見容疑者は同日午前11時20分ごろ、茨城県神栖市のリサイクルショップで、20センチほどの人形(6500円相当)を盗んだ疑いがある。 木更津署によると、楠見容疑者は昨年9月、出向先の銚子市から戻り、殺人や窃盗事件を担当する刑事1課長に就任した。