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2014年6月11日のブックマーク (1件)

  • これでインディア 2010年7月

    6月中旬から日に一時帰国していた。その間公開された新作ヒンディー語映画の中でもっとも重要な作品が6月16日公開のマニ・ラトナム監督の「Raavan」であった。 マニ・ラトナム監督は、タミル語映画とヒンディー語映画を股に掛けて活躍している、インドを代表する名監督の1人で、これまで「Roja」(1992年)、「Bombay」(1995年)、「Dil Se」(1998年)、「Yuva」(2004年)、「Guru」(2007年)などの作品を送り出して来た。そのマニ・ラトナム監督の最新作が公開とあって、かなり前から大きな話題となっていた。題名から、「ラーマーヤナ」に登場するランカー島の羅刹王ラーヴァンを題材にした映画であることが予想されていたが、「ラーマーヤナ」の忠実な映画化ではなく、その大まかな筋を、現代に置き換えながら新たな視点から語り直した作品となっている。 「Raavan」は、ヒンディー語