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  • 吉田茂と麻生財閥 | ブログ運営のためのブログ運営

    吉田茂と麻生財閥の仲を取り持ったのは白洲次郎である。 北康利の「白洲次郎 占領を背負った男」(講談社文庫)には次のように書かれている。 次郎は吉田の・雪子にも可愛がられたが、ある日彼女から折り入って頼みごとをされた。 「うちの和子にいいお相手はいないかしら? 次郎ちゃん、さがしてやってちょうだい」 というのである。 和子というのは、吉田が目の中に入れても痛くないほど愛していた三女のこと。吉田には健一(英文学者で評論家、小説家)という長男がいたが、吉田とは性格が正反対だったことから、吉田の愛情はもっぱら男勝りの和子に集まっていた。その相手を探すというのは並たいていのことではないはずだ。 にもかかわらず、次郎は割り箸を割ってくれと頼まれたような気軽さで、 「OK! マミー、任せておいてよ」 とふたつ返事で引き受けると、はりきって帰っていった。 そしてそれからいくらも経たないうちに、 〈欧州出

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