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ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (2)

  • 0436 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    シャドウ・ワーク イヴァン・イリイチ 岩波書店 1982 Ivan Illich Shadow Work 1981 [訳]玉野井芳郎・栗原彬 イリイチの心の先生はカール・ポランニーである。 ポランニーからイリイチが学んだことは、近代史というものは市場経済が埋めこまれた状態からの離床として理解できるはずだという見方だった。そこには「貨幣化される社会活動」と「貨幣化されにくい領域」とが同時に発生していた。 イリイチはその後者をまずもって「シャドウ・エコノミー」(影の経済)ととらえる。しかし、ここで注意するべきことは、このことを理解していないのはわれわれ生活者であって、すでに政府や企業はこの両者のことを一知半解に知っているということ、すなわち誤って知っているということ、また、この両者ともに人間生活のサブシステンスを破壊しているということである。 企業がシャドウ・エコノミーを一知半解に知っているの

    0436 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    ikoishy
    ikoishy 2013/01/05
    そっか。数値化されない生産ポテンシャル、つまりポテンシャルのポテンシャルとでも言うべき領域はシャドウワーク概念を整理し直した先に現れる可能性があるのか。
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    ikoishy
    ikoishy 2012/11/15
    文学的にはこれがとても良かった。
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