その数週間後、とある金曜日の午後に、 こんな書き出しで始まるメールが 「ほぼ日」の全乗組員に届きました。 件名:気仙沼「フィッシャーマンズニット」プロジェクト。 イトイです。 気仙沼で「手編みニット」を 仕事にしていくプロジェクトを進めていきたいと思います。
<世のお父さんは、みんな卑怯だった> 「世のお父さんは、みんな不良だった」のだけれど、 それはすべて自分の証言によるものである。 「悪いことはさんざんやった」と、 うれしそうに言うけれど、 どうしてそれが自慢そうに語られるのだろうか。 「不良だったおとうさん」たちは、言いたがる。 社会に怒っていた、 曲がったことだけはしなかった、 弱いものいじめだけはしなかった、 いいことと悪いことの区別ははっきりしていた、 悪いことはしても下品にならないようにしていた、 他人を裏切ることだけはしていない、 自分にウソをつかなかった、 だまされることはあってもだましたことはない、 馬鹿がつくくらいまじめだった、 シャイだから表には表せないけれど優しかった、 人の見ていないところで切磋琢磨していた、 基本的なルールはきっちり守っていた、 人間としての怒りを持っていた、 最低限の勇気を持っていつも戦っていた
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