昨年から今年にかけて、また読書本が棚を賑わせていますが、そのなかから、気になった本をご紹介します。 本日ご紹介する一冊は、ヘイコンサルティンググループディレクター、山口周さんによる、『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』。 著者はもともと、大学の哲学科を卒業後、大学院で美学美術史学を専攻した方で、就職も電通を選んで入社したらしく、まったくの独学で外資系コンサルティングファームに転職したようです。(BCG、A.T.カーニー) 本書は、そんな著者がビジネスパーソンに何を読むべきか、どう読むべきかを指南した、注目の一冊。 ビジネス書を「規定演技」、教養書を「自由演技」に例え、それぞれ違う読み方を推奨しており、じつに興味深いノウハウが書かれていました。 ビジネス書を定番・名著を読む、教養書は役立つまでにタイムラグがあるため読書ノートを作成するなど、著者の考え方が示されています。 なか