私は女性だ。この年末に男性と結婚した。 高校から数えて男性4人、女性3人ぐらいと付き合った記憶がある。 男性と結婚したバイが、界隈によってはよく思われないのを知っている。 女性も好きになれることを、実生活で関わりのある人にはほとんど打ち明けていない。 だから誰にも伝えようのない私の小さな救いを、ここに書き留めようと思う。 恋人にカムアウトしたのは夫が2人目だ。 1人目は、その前に付き合っていた男性だった。 おそらく、その告白には私のエゴが多分に含まれていたと思う。 相手との結婚が見えた時、何となく自分の遍歴を言わずにいるのは不誠実な気がして、後ろめたさに背を押されるような形で私は昔の恋人の話をしたのだった。 打ち明け始めてすぐに、話さなくてもいいことを話してしまった手応えがあった。 案の定、相手の反応を要約すると「そういう話はあまりしてほしくない」というものだった。 「逆だったらどう思う?
元旦もシフォンケーキを焼いていました。そして、この記事は、シフォンケーキの話を詳しくしたかったわけではなく、これから1年間、そして10年間のテーマについて共有するため、書きました。なぜ、写真がシフォンケーキなのかは後で出てきます。 最近、もっとも衝撃的だったのはこちらの記事です。 www.dhbr.net ずっと心の中にあったもやもやしたことが文字化されていました。長い間男女共同参画会議の議員も務めていましたし、女性活躍についても自分自身としても、あるいは周りの人にもアドバイスをしてきましたが、ずっと引っかかっていたことは何かというと 「『社会で活躍』する場合は、男性性を競う文化を前提とした評価基準や社会規範に女性も合わせなければいけないこと」 でした。 国際文化を比較するホフステッド指数でも、日本の男性性の強さは103カ国中2位とぶっちぎりの高さで、これが女性の進出を妨げていると考えてい
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