「ToDoリストをつくっても、リスト通りにタスクが終わらない」 「作業効率を高めて、もっと仕事の成果を上げたい」 という人におすすめなのが、精神科医の樺沢紫苑氏が考案する「集中力のギアが上がるToDoリスト」です。このToDoリストは、脳の働きの特徴を考慮してつくるもの。誰でも高い集中力を保ちながら多くのタスクをこなすことができます。 1か月実践してみた筆者の体験談とともに、その具体的な方法を説明しましょう。 「集中力のギアが上がるToDoリスト」の特徴 タスク管理法といえば、スティーブン・R・コヴィー博士が『7つの習慣』で提唱したやり方がよく知られています。それは、タスクを「緊急度」と「重要度」の掛け合わせで次の4つの領域に分類し、優先順位を決めるというもの。 A:「緊急度」も「重要度」も高い B:「重要度」は高いが「緊急度」は低い C:「緊急度」は高いが「重要度」は低い D:「緊急度」