デジタル・インタラクティブ領域の進化は、メディアや広告のあり方を大きく変 えつつあります。あらゆるメディアやコミュニケーションの手法が混ざり合う中 で、ネットと従来メディアとの対抗軸や、広告スペースありきの発想で今を語っ ても次なる策は見えてこないでしょう。新しい時代の広告をどうとらえるべき か。マスメディアが今考えるべきことは何か。実務と理論の双方のアプローチか ら分析します。
読者と雑誌の結びつきが広告価値に~消費者とメディアの関係性に着目 ソーシャルメディアマーケティング業界で使われることの多い「エンゲージメント engagement」という言葉。例えば「つながり」、「絆」、「関わり」と日本語で翻訳されることが多く、消費者とブランドとのなんらかの結びつきを表す言葉として使われることが多い。しかしながらこの言葉、広告業界ではもともとは米国の雑誌広告業界で使われ出した、メディアプランにおけるキーワードであった。 dictionary.comでの定義によれば「engage」は、「誰かの注目や気持ちを独占すること」や「魅了しがっつりとつかむこと」、「約束や契約によって結ばれること」といった定義が見られる。また、SF『新スター・トレック』が好きな人はジャン・リュック・ピカード艦長が「engage!」とエンタープライズ号を発進させる際に号令をかけていたことを知っている人も
デジタル化がリノベーションを促進する 1970年に大阪で開催された日本万国博覧会では、初めて一般向けに携帯電話が展示・使用可能な状態で紹介され、会場内はネットワークで張り巡らされ今でいう「LAN」が構築されており、テレビ電話も設置されていた。85年、茨城で開催された科学博(通称:つくば博)は、「ニューメディアの展覧会」的博覧会として開催され、「ジャンボトロン」という20数メートル×40数メートル、2000インチサイズの屋外映像装置が登場。3D映像の放映も可能な装置だった。つくば博の前年84年には「キャプテンシステム」というインタラクティブな文字画像情報サービスが登場している(2002年サービス終了)。今、インターネットを中心に新しいメディアの登場が叫ばれているが、実際には、この40年間の間、様々なメディアが登場し、あるものは消え、あるものは形を変え、現在のメディア状況への礎(いしずえ)を作
街頭で若者たちに声かけ調査をしている中で、最近立て続けに、こうした発言をする大学生たち数人に会いました。 六義園とは、私の住んでいるJR山手線の駒込駅すぐ近くにある都立庭園で、徳川五代将軍綱吉の側用人・柳沢吉保が作った由緒正しき大名庭園です。そもそも駒込駅周辺は、JRの発車音が古謡の「さくらさくら」であることからもわかるように、ソメイヨシノ発祥の地で、この六義園でも枝垂桜とそれを囲むたくさんの桜で有名です。 このように既に有名である六義園ではありますが、JR駒込駅は山手線の中でも超マイナーな駅(私もタクシーで聞き間違われ、「馬込」や「駒場」で下されたことがあります(笑))。ですから、本当に若者がそんな発言をするのかと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。そもそも庭園をぶらつくなんて、とても若者のすることとは思えないかもしれません。 しかし近ごろの若者の間では、庭園や公園や寺社などに行って
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