神奈川県厚木市と川崎市の市立の小中学校などで給食に出された大手メーカーの牛乳を飲んだ800人を超える児童や生徒から「味がいつもと違う」などとする訴えが相次ぎました。 これまでのところ健康被害の報告はないということですが、学校側では明日から給食に牛乳を出すのを取りやめることにしていて、メーカーが原因を調べています。 厚木市と川崎市の教育委員会によりますと、23日、それぞれの市内の小中学校などで給食に出された牛乳を飲んだ児童や生徒のうち、30校の合わせて810人から、「苦みを感じる」とか「大豆のような味がする」といった訴えが相次ぎました。 これまでのところ体調不良や健康被害の報告はないということです。 この牛乳は、大手メーカー「雪印メグミルク」の神奈川県海老名市にある工場で22日に製造した200ミリリットル入りの紙パックだということで、23日は厚木市と川崎市の小中学校など合わせて205校で、1