発信元の特定を難しくする特殊なソフトを使って、東京の会社のコンピューターサーバーに不正にアクセスし、保存されているメールアドレスなどを改ざんしたとして、京都府警察本部は、神奈川県に住む15歳の少年を逮捕しました。 逮捕されたのは、神奈川県横須賀市に住む無職の15歳の少年です。 警察によりますと、少年は、中学3年生だったことし2月、自宅のパソコンから、東京都内のインターネット関連会社のサーバーに侵入し、そこに保存されている他人のメールアドレスや、パスワードを12回にわたって改ざんしたとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いがもたれています。 少年は、インターネット上で発信元の特定を難しくする特殊なソフトの「Tor」を使って侵入し、この会社のサイトに、不正アクセスしたことをアピールする表示が出るよう変えていたということです。 「Tor」を使うと通信経路が記録されないため、発信元を追跡するのは極