私は射精の専門家なのですが、「射精すると体にいいのか?」ということをよく聞かれます。実際、「セックスは体にいい」という報告はたくさんあります。心臓にも、ホルモンにも、精神的にも、セックスを多くしている人の方が健康的であるとの報告はたくさんあるのです。 でも、それはセックスという行為があってのことであり、射精自体が体にいいかどうかなんて、わかっていないのです。例えば、マスターベーションは体にいいのでしょうか? ◆男性ホルモンの増加 「マスターベーションをしすぎると、ハゲる」とか、「頭が悪くなる」なんて都市伝説がありますが、それは全くのでたらめで、健康にどんな影響を与えるかなんて調べた研究は今までほとんどありませんでした。 ここで、一つ興味深い研究があります。 先日の日本性機能学会で、マスターベーションをしている時のホルモンの変化に関する研究がありました。射精をする前後で、どれだけホル
メリットとデメリットは?(※イメージ)この記事の写真をすべて見る コンドームメーカーのジェクスの報告書<ジェクス・ジャパンセックスサーベイ2013年版>では、驚くべき結果が発表された。60代の男性は45.0%、女性は13.8%が、この1か月間に、マスターベーションをしたというのだ。 この自慰行為、しすぎることのデメリットはないのだろうか。長年、大学病院などで性機能の問題に対応してきた、まるも腎・泌尿器科クリニック院長の丸茂健さんに聞くと、こんな答えが返ってきた。 「男性の場合、もし自分の勃起能力を将来も維持しようと思うなら、セックスや自慰など勃起の機会をなるべく持ってください」 その理由はこうだ。男性の陰茎には平常時は酸素の少ない血液が流れている。だが勃起することにより酸素を多く含む血液の流れに変わる。その切り替えがポイントだと丸茂さんは説明する。 「陰茎海綿体にどっと流れ込んだ血液中の酸
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