■SQLXML.DLLのバージョンと追加機能との対応 注釈付きXMLスキーマによるマッピング SQL Serverと(後述する)Oracle DatabaseとのXML対応のアプローチは、とても対照的である。というのも、Oracle DatabaseがXMLドキュメントをネイティブにDOMツリーとして格納するのに対し、SQL ServerはあくまでRDBのリレーショナル表に各要素をマッピングすることを基本としている点である。つまり、SQL Serverでは内部的には常にXML文書を「リレーショナル表」として扱い、入出力のタイミングでのみXMLとして扱うことで高速なデータ処理とRDBの堅牢性をそのままXMLの世界で利用することに成功している。SQL Serverの最大の特性とは、SQL ServerのXML対応をあくまでSQLXMLというインターフェイス部に限定し、コアとしてのデータベースエ