アイマジック作品の開発情報を発信第9号のシステムは、バージョン4.0.9.0になります。今回のメインは、カント付きレールです。2年近くかけて準備してきたカント付きレール対応の最後の仕上げを行っています。 表面的には、カント付きレールを列車が傾斜しながら通過するだけですが、内部では、姿勢制御、台車制御、カメラの制御など多岐にわたるコード変更を行っています。 台車の制御は、バージョン4.0.8.0の振り子対応時に、それまでの経路データではなく、見かけ上の位置情報を算出して使用していました。経路データは直線で構成されるため、そのままでは振り子がガクガクになってしまうためです。 バージョン4.0.9.0では、経路データから多少複雑ですが微分値を算出するように変更。従来よりリアルな挙動が得られます。 カント付きレール対応の影響は、カメラシステムにも及んでいます。 カメラのモードごとの演算を独立