電車の運転室の手前から前方を眺めていて、最も面白い場所の1つが終着駅のポイント群だ。右へ左へ、線路はどちらを示しているのか。この電車はどのホームに入るのだろうと思わず注視してしまう。ところで、大きな駅にはたくさんのポイントがある。ちょっと多すぎではないか。本当に全て使っているのだろうか。 渋谷駅を鉄道経営シミュレーションゲーム『A列車で行こう9』で再現すると次のようになる。手前から山手線、埼京線、東横線(車両は田園都市線用塗装で代用)。左上は営団地下鉄銀座線(車両はE233系で代用)。東急電鉄東横線の渋谷駅は線路が4本あり、東横線は複線なので2本の線路が分岐して4本になるわけだ。 A列車で行こう9で再現した渋谷駅。地図 ちなみに『A列車で行こう9』は本来、鉄道会社を経営して街を発展させるゲームなのだが、このように視点をかえてスクリーンを見ていると、鉄道ファンにとっては線路配線の研究や実験に