世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」の情報誌「シュピール」の7号に、「ハンス・イム・グリュック」の社長・ベルント・ブルンホファー氏のインタビュー記事が掲載されている。「一般とフリーク、両立への挑戦者」というタイトルの記事の中には、同氏の仕事振りやゲーム作りに取り組む姿勢、また最近のボードゲームの潮流、同社のフリークゲームへのこだわり等が書かれており、私にとってはとても興味深い内容であった。 その中でも特に驚いたのが、フリークゲームの売り上げについての部分。ドイツゲーム賞を受賞した「アメン・ラー」が1万個以下、「サンクトペテルスブルグ」が1.5〜2万個しか売れていないという事実である。ちなみにファミリー向けの「カルカソンヌ」は拡張等を入れると300万個程売れているという。(ただしカルカソンヌに関しては例外だと同氏も言っているが・・・) 私の勝手な想像では、フリーク向けゲームでもドイツゲー