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OSに関するimadededeのブックマーク (8)

  • 車載 OS について語る

    はじめに 他分野のエンジニアに「1回のミーティングで車載OSについて教えて」と相談されることがあったため、その説明の際に使ったメモ書きを共有する。一応、最初に予防線を張っておくと、私自身、車載ソフトウェア業界に身を置くが、「いわゆる車載OS分野の専門家か?」というとそうでもないし、やや距離のある分野の方への説明なので、ツッコミはお手柔らかにお願いしたい。 ISO-26262機能安全について OSという耽美な響きからGeekでTechな話を期待されたかもしれないが、まず国際標準の話から説明を始める。というのも、この点が生命・財産に関わるソフトウェアと、そうでないソフトウェアを分かつ、大きな前提のため、ここはスキップできない。 機能安全とは? 国際標準とは世界で統一的なコミュニケーションを図るための規格であり、Terminologyについては他のどんな文書より定義が厳密なものだが、「1回のミー

    車載 OS について語る
  • Rustで自作OSをしているときのデバッグ例 - syscall 命令と仲良くなりたい!前編 - /var/log/hikalium

    この記事は自作OS Advent Calendar 2022の17日目の記事です。他の記事も是非お楽しみください!(そして書ける方はぜひ参加してみてください!!) 前回(?)までのあらすじ hikaliumは自作OS上で動くアプリからsyscall命令を使ってシステムコールを呼べるようにしようと頑張っていたが、なぜか発生するトリプルフォルトによりQEMUが再起動してしまい、3時間のデバッグの末力尽きてしまった。一体なぜ例外が発生するのか、その謎を解くため、我々は数日の休息をとったのち、バイナリの森へと旅立った…。 前回(という名の配信アーカイブ): www.youtube.com 状況を整理しよう バイナリの森は危険だ。無闇に動きまわっては、x86の沼に足をとられて命を落としかねない。まずは我々の向かっていた先と、これまでに得た情報をまとめることにしよう。 どこへ向かっていたのか 我々のひ

    Rustで自作OSをしているときのデバッグ例 - syscall 命令と仲良くなりたい!前編 - /var/log/hikalium
  • ゼロからのOS自作入門をRustで実装した

    概要 OSを座学・書籍で学ぶだけでなく実際に作ってみたくて、またRustでなにかを作りたくて、 ゼロからのOS自作入門(以下みかん)で作るMikanOSをRustで実装しました[1]。 先駆者はいくつか見かけましたが、最後まで実装されている方は見つけられず、 もしRustで実装しようとしてハマっている人や途中で諦めてしまった方がいれば参考になるかと思い、記事を書きました。 実装者のレベル 一応、私のレベル感を書いておきます。 OSの開発経験はなく、低レイヤーっぽい開発経験もひとつだけ Nand2tetris Rustは以下のように多少の経験はあるが業務で利用したことはなし the book はほぼ読んで写経した Rustで始めるTCP自作入門 はやった Programming Rust, 2nd Edition は気になるところを読んだ というような感じで、OS開発もRustも経験が浅い

    ゼロからのOS自作入門をRustで実装した
  • 文明が崩壊しても動かせるOS「Collapse OS」 最小限のパーツで動作すると話題に

    終末世界でも動作することを想定して作られたオペレーションシステム「Collapse OS」が、SF小説のような時代設定が興味深いと、静かに注目を集めています。 文明崩壊後でも使用できるよう設計(画像はCollapse OSの公開サイトより) 「2030年までに世界のサプライチェーンが崩壊する」として、文明が崩壊した後の世界でも最小限のスペックで動作するOSが開発されました。物資や人間、その他の生物が非常に少なくなった世界でもパソコンを使うことができるようです。 開発者とされるVirgil Duprasさんは海外メディア「Vice」のインタビューで、「現実的だと思われるリスクを軽減するために開発を行っている」と語っていて、真剣な動機で取り組んでいるようにも聞こえます。 開発は2019年から進めていたもので、2021年には安定版をリリース。「Collapse OS」はZ80、8086、6809

    文明が崩壊しても動かせるOS「Collapse OS」 最小限のパーツで動作すると話題に
    imadedede
    imadedede 2022/06/21
  • この個人サイトは自作OSで動いています

    追記 (2022 5/29): サーバ代をケチるべくVercelに移行しました。動いていたソースコードは ココ に置いてあります。 あなたの予想に反して、このページが見えているでしょうか?このWebサイトは自作OSのKerlaが提供しています。 これは自作OS Advent Calendar 2021の23日目の記事です。 自作OS「Kerla」の紹介 Kerla(かーら)はRustで書かれたLinux ABI互換モノリシックカーネルです。今年の春頃から作り始め、DropbearというSSHサーバが動作する程度には基的なUNIXの機能が実装されています。具体的には、ファイルの読み書きやUDP/TCPソケット、fork/exec、シグナル、擬似端末といったものです。 カーネル実装の雰囲気を軽く紹介すると、Kerlaでは以下のようにシステムコールが実装されています。 /// write(2)

    この個人サイトは自作OSで動いています
  • RISC-V OSを作ろう (1) ~ブート処理 - VA Linux エンジニアブログ

    はじめに 環境の用意 ブートプログラムを作る 動かしてみる コンパイル QEMU上で起動 GDBで制御 最後に おまけ 執筆者 : 高橋 浩和 はじめに RISC-VはMIPSアーキテクチャの流れを汲む正統派?のRISC CPUです。命令セットはシンプルですが、既存のメジャーなCPUのアーキテクチャと大きな違いがあるわけではありません。 Linux上で利用できるRISC-Vツール群も揃ってきたので、それらを使ってRISC-V用の小さなOSを実装してみようと思います。 最初は欲張らずに単純な実装を目指すことにします。 シングルコアのみサポート 64bitモードを使用 マルチタスキングを実現 タイムシェアリングスケジューリングを実装 割り込みネストは無し 保護機能は使わない 既存のBIOSやbootプログラムは利用せず、リセットエントリから全て作成する qemuの仮想マシン上で動作させる。ター

    RISC-V OSを作ろう (1) ~ブート処理 - VA Linux エンジニアブログ
  • Rustは銀の弾丸となり得るか 新しいOS開発を実現する可能性

    Kernel/VM探検隊はカーネルや仮想マシンなどを代表とした、低レイヤーな話題でワイワイ盛り上がるマニアックな勉強会です。garasubo氏からは、「Rust」で新しいOSの設計を試みる3つのOSについて発表がありました。 「Rust」で新しいOSの設計を試みる論文を紹介 garasubo氏:よろしくお願いします。「RustはOS界の銀の弾丸になりうるか 論文で見るRustで変わるOS設計」というタイトルでgarasuboが発表します。内容を詰め込みすぎちゃったので、けっこう駆け足の発表になると思いますが、ご了承ください。 Rustは、OSを書くにあたってC言語の代わりになるんじゃないかといろいろと注目されてきていて、今回は3つの論文を紹介します。論文はRustを使って新しいOSの設計を模索するというものです。 1つ目がSOSP2017(Symposium on Operating Sy

    Rustは銀の弾丸となり得るか 新しいOS開発を実現する可能性
  • CとRustで一から作るマイクロカーネルOS

    マイクロカーネルは浪漫に溢れる非常に作りがいのあるソフトウェアです。この記事は,「マイクロカーネルベースのOSの一から作ってIaaSで動かす」ことを目標に作ったマイクロカーネルベースのOS Resea(りーせあ)の設計と実装について軽くまとめた物です。 ソースコードはGitHubにあります。 マイクロカーネルとは Linuxのようなモノリシックカーネルでは色んな機能がカーネル空間で動きますが,マイクロカーネルではユーザプロセスたちが互いに通信しながらOSを作り上げます。プロセス・スレッド・仮想メモリ管理,プロセス間通信,タイマーといった必要最低限の機能だけをカーネルが担います。デバイスドライバやファイルシステムといった残りの機能は,独立したユーザプロセスとして動きます。たとえデバイスドライバが暴走しても他のコンポーネントを壊すことはないのです。マイクロカーネルは信頼性が高く,疎結合で美しい

    CとRustで一から作るマイクロカーネルOS
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