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ブックマーク / ameblo.jp/f440440 (1)

  • 『『這い上がり』★第1章 炎上★』

    はじめに あのとき、俺は夜の街を走っていた。 誰も俺には逆らわない、誰にも負けない。そんな自信に満ちあふれていた。 1988年4月2日のあの日までは……。 突然、悪夢が起こった。死と隣合せの毎日が始まり、絶望感、屈辱感、不安、恐怖、痛み、苦しみが次々と襲ってきた。 なぜ、死んでしまわなかったのか、どうして生き続けているのか。なぜ俺だけがこんなつらい仕打ちを受けるのか。俺よりひどいことをしてきた人間を野放しにして、なぜ、なぜ、なぜ……。 でも、ある時僕は思った。生き残ったことに、何か意味があるのではないかと。もしかしたら、僕に何かやるべきことがあるのかもしれないと。今の僕だからこそ、何かできるのではないか。事故前の自分と、事故後の自分。まったく違う人間を生きているこの僕に、メッセージを伝えることができたなら……。 堕ちるところまで堕ち、身動きひとつとれなかったどん底から這い上がることができた

    『『這い上がり』★第1章 炎上★』
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