[読了時間:3分] 米Googleは、Google版おサイフケータイとも呼ぶべきAndroidスマートフォンの新機能「Google Wallet」が米国の一部店舗で利用可能になったと発表した。日本の消費者にとっては珍しくない機能だし、今のところ同機能を搭載しているのは米通信キャリアSprint Nextelと契約しているSamsung製の端末「Nexus S 4G」だけ。ただGoogleにモバイル決済を独占させてはなるものかと世界中の大手金融やIT企業がこの領域に一斉に参入する構えを見せており、激しい競争の結果、モバイル決済領域のイノベーションが一気に加速、その結果、日本にも大きな影響を与える可能性がある。 Googleの公式ページによると、タッチするだけで支払いが可能になるリーダーを設置する企業には、飲料大手のCocaCola Company、靴のFoot Locker、薬品・雑貨小売チ