テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第21シードの錦織圭が第7シードのM・チリッチ(クロアチア)を2-6, 6-4, 7-6 (7-5), 4-6, 6-4のフルセットで破り、2016年以来2年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。同日に大坂なおみも準決勝へ進出したことで、四大大会では日本人男女史上初となる同時に4強入りの快挙となった。 【錦織ら全米OP対戦表】 第1セット、序盤から両者激しい打ち合いを繰り広げる中、第4ゲームで錦織はブレークを許すと、その後のチリッチにウィナーを決められると34分でこのセットを落とす。 第2セットも強烈なサービスから圧倒してくるチリッチに押される錦織はミスを重ねると、第6ゲームでサービスゲームを落とす。しかし、ここからミスを連発するチリッチの隙をついて第7ゲームから4ゲー