他人の自転車のタイヤにはさみを突き刺してパンクさせたとして、大阪府警は、大阪市平野区加美北5丁目の無職赤尾久美代容疑者(69)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕したと10日、発表した。「はさみを突き刺した時のプシュッという音を聞くのがたまらなかった」と、容疑を認めているという。 赤尾容疑者の自宅の約1キロ圏内では11月上旬から、約100件のパンク被害が相次いでおり、平野署員が警戒していた。 平野署によると、赤尾容疑者は9日午後7時ごろ、近くの男性(45)宅前に止めてあった男性の自転車の前輪をパンクさせた疑いが持たれている。赤尾容疑者は昨年9月、同様の手口による器物損壊罪で懲役2年執行猶予4年の判決を受けている。