※21世紀に急速に増えた化石燃料輸入額と化石燃料が占めるGDPの割合 資本主義経済が崩壊する兆候が出ている今、人類が生きる上で最も大切な“食料”の自給自足や地産地消が重要視されていますが、この大転換期に食料以上になくてはならない存在とされているのが“エネルギー”であると思います。 というのも、小規模の家庭菜園レベルならまだしも、現在の石油依存の産業構造や都市化の社会システムだと、食料を生産から加工、流通や販売するにも、常に“エネルギー”が必須となっており、いくら良質な種や広大な農地、大勢の人手があったとしても、エネルギーがなくなれば、多くの人々の食料を生産することは出来ませんし、それこそ経済も完全にストップしたら、食べ物だけに限らず日常の人々の生活もままならない状況となります。 また、資本主義経済が崩壊せずとも、すでにエネルギーの外国依存国である日本においては、重油や灯油といった化石エネル