22日、米カリフォルニア州で、ロケット打ち上げに伴う光を撮影する人(ジェームズ・クイッグ/デーリープレス・AP=共同) 【ロサンゼルス共同】「未確認飛行物体(UFO)か映画の撮影か」。米宇宙ベンチャー、スペースXが22日夕、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から「ファルコン9ロケット」を打ち上げたところ、夜空に奇妙な閃光や巨大な飛行機雲が残り、地元テレビ局などに問い合わせが殺到する騒ぎとなった。 米メディアによると、ロケットは地球を周回する低軌道に向け、通信衛星を積んで打ち上げられた。閃光はロサンゼルスやサンディエゴなどカリフォルニア州南部一帯のほか、アリゾナ州でも観測された。 地元消防は「夜空の不思議な光」はロケット打ち上げによるものだと呼び掛け事態収拾に努めた。