#23:30。 万九郎は今、佳菜の客室にいます。 今日の活動結果を、報告するためです。 広くて贅沢な佳菜の客室には、佳菜と万九郎、それにサングラス2人がいるだけです。 ############################ 「それで、その女性が、この階より下に行くのは、万九郎でも危険だと言ったのね」 「そうだ。俺は、明子に悪意を感じなかったから、明日は彼女と一緒に、下の方の階に行こうと思っている」 「その女性は、Enlightenmentと万九郎、それにアスカのことを、知っていたのね?」 「ああ。だが、それ以上のことは、分からない。彼女のプライバシーについて、詮索するのも失礼に当たると思っている」 「万九郎が、一度見ただけで、そこまで信頼する女性に興味があるわ。明日、その人の客室に行くときに、私も同行します」 「いいのか?佳菜は、今回のミッションの依頼主で、俺のボスだ。大将は、前線には出
![第96話 【Mission on the Tokyo Bay 2】 - 佐世保から愛を込めて(佐世保人) - カクヨム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bcf44ef36e691242c5b7494eba90eb45a3f5c7a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-static.kakuyomu.jp%2Fworks%2F16817139558830252745%2Fogimage.png%3FNiUhsIWQB3BNPVYZAJpOOVMHXRs)