日本の人口は約1億2500万人。 それなのに小説の大ヒットの基準は未だにミリオンセラー。つまりたった100万人、割合にして0.8%の人が買っただけで大きな話題になる。 漫画だって、巻割100万部も売れれば、雑誌の看板作品として大騒ぎでプッシュするだろう。 ゲームでも、国内売上100万本というのは、任天堂の作品を除けば、FFやモンハンといった大手スタジオのエース級タイトルでしか達成できない数字だ。 音楽ではCD売上やDL数としての「ミリオンセラー」は形骸化したが、いまでも「100万人がその曲を聴けば大ヒット」という規模感は変わっていないはずだ。 映画の大ヒットの基準である興行収入100億円は、観客動員にすると700万人くらいか。何度も観に行っている人がいることを考えれば実際にはもっと少ないはず。 いったい1億2千万人もいて、なぜこんなみみっちい数字になるんだろう? エンタメコンテンツを買って