大統領選も大詰めを迎えようとしていますが、中国にどう対応するかが重要な争点の一つとなっています。 そんな中、プリンストン大学の教授Aaron Friedberg氏が米誌Foreign Affairsに「An Answer to Aggression - How to Push Back Against Beijing」(圧政に対する回答 - 中国にどの様に立ち向かうか)と題する論文を寄稿しましたので、ご紹介したいと思います。 米国の中国に対する見方を知る上でご参考になればと思います。 少し長くなりますが、お付き合いください。 Friedberg教授論文の要旨 新型コロナに関する初期対応のミスそしてその後に生じた世界的な危機を悪用した中国共産党の振る舞いは、米国では共和党、民主党支持層を問わず、6割以上が否定的に捉えており、それは米国の同盟国でも同じ様です。 この40年間というもの、西側世