バンダイとナムコが経営統合して生まれたゲーム会社、バンダイナムコゲームス。 新会社としての歩みは今春から3年目に入る。この間、『ガンダム』シリーズや『リッジレーサー』シリーズなど、それぞれの看板タイトルもリリースする一方、統合の効果が見える全く新しいタイトルも登場し始めた。 前回に引き続き同社の鵜之澤伸副社長に、今後の展開を聞いた。(聞き手:中村 均) プレイステーション3とXbox 360の普及はいずれも“もったいない”がキーワードに ――PS3のハードウエアの普及についてはどう見ていますか。 鵜之澤氏:今は順調なんじゃないですか。当初、バタついていた部分が落ち着いて、着実に売れている感じがありますよね。20GBと60GBの生産を終了して、PS2との互換性がない40GB版に統一すると発表したら、それらの在庫を奪い合う動きもあったし。 それと、新型PSPの登場で“パーン”と、それまでの市場
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