17日朝、東京メトロの大手町駅で重さ40キロを超える広告用の看板がエスカレーターに落下しました。通勤時間帯でしたがけがをした人はいませんでした。 東京メトロによりますと、17日午前8時半ごろ、千代田線の大手町駅で、広告用の看板が床に落ちていることを利用者が見つけ、駅員に連絡しました。 落下した看板は、縦およそ1メートル20センチ、横およそ3メートル、厚さおよそ6センチあり、合成樹脂でできていて重さが42.5キロあります。 看板が設置されていたのはホームにつながるエスカレーターの途中の壁面、足を乗せる面から高さ2メートル76センチのところで、そこから外れてエスカレーターの手すりにぶつかり7メートル余り滑り落ちたということです。 利用者にけがをした人はいませんでした。 東京メトロは原因を調べるとともに、同じ取り付けかたをしている看板、およそ76か所の点検を行うことにしています。