別稿「XML Schemaで複雑型要素を定義する」「XML Schemaで属性ノードを定義する」ではXML Schemaの基本的な構造定義の方法について学んできました。 しかし、定義だけを学んでも、いったいこれがどのような処理に結び付くのか、実際の処理サンプルを示さなかったため、実用性が見えにくかったかもしれません。 XML Schemaは単なる文書定義言語にすぎません。実際にスキーマデータをXML文書と照合し、エラーを出力したり、その後の処理を分岐したりするのは、DOMの役割なのです。 ここではDOMとJavaScriptを利用して、XML SchemaによるXML文書の検証処理を行ってみます。パーサ(解析エンジン)がXML Schemaを解析し、XML文書との照合までを行ってくれるので、従来のように冗長なチェックロジックを書く必要はありません(チェックロジックのためだけに、これまでつら
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