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  • お一人様を救うブッダの教え【説法2】最高の幸せとは、心が揺らがず安穏であること

    月読寺住職兼正現寺住職 小池龍之介 1978年、山口県生まれ。95年僧籍を取得。東京大学教養学部卒。著書は『考えない練習』(小学館)ほか多数。 「快」を感じるのは、もともとあった「苦」が減じた状態を「快である」と脳が情報処理しているにすぎない。「一切皆苦」、すなわちすべての感覚は「苦」でしかない、と。つまり、快楽というのは脳がつくり出したバーチャルな感覚なのです。 「年収は500万円欲しい」という欲望=苦しみは、それを達成すれば取り除かれて快楽を感じます。しかしそれもほんの一瞬です。慣れてしまえば、次なる「快」、より大きな「快」を求めて、自らにいっそうの「苦」を課すようになる。年収1000万円、2000万円、1億円とエスカレートしてゆきます。 これが人間の欲望のメカニズムです。このメカニズムには危険な罠があって、苦痛の刺激の中毒になって自分から苦痛を発生させるようになることです。 もっと強

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