― PARTYさんの活動を見ていると、もう広告という枠も、既存のクリエイターという枠も大きく越えていこうとしている、と感じています。OMOTE 3D SHASHINKANなど自社プロジェクトも大きな話題になりましたよね。 伊藤:OMOTE 3D SHASHINKANの時は、3Dスキャナと3Dプリンタっていう、圧倒的に世の中を変えていくモノがあり、やっておく方が良いと思ったんです。みんな同じように嗅覚で感じているじゃないですか。 だから世間は「3Dプリンタ、3Dプリンタ」って言ってる。でも値段の問題もありますが、すぐには浸透しないですよね。テレビだって10年、20年かかって普及していった。それと同じで、3Dプリンタも人々の生活に根付くまで時間がかかるでしょう。僕たちは、その先鞭でいたいという思いがありました。 誤解を恐れずに言うと、デジタルってどこか「人肌感がない」とか「チカチカして目に悪い